2014/05/16 17:34
USBストレージ(USBメモリ、外付けハードディスク)からの
ウイルス感染事例が良く見受けられます。USBメモリは、取扱が簡単でデータの保存・移動などに便利な事から、色々な場面で気軽に利用されています。
しかし、紛失による情報漏洩や、USBメモリからウイルスに感染する被害も増えています。
「ウイルスに感染しているUSBメモリをパソコンに接続して、感染」を繰り返す事により、被害が拡大していきます。
多くのウイルスは、感染したUSBメモリをパソコンに接続すると自動的に実行されます。
そして、パソコン内にウイルスがコピーされ、そのウイルスを自動実行させるための不正なファイルを作成し、アカウントを盗んだり、パソコンを遠隔操作したり、様々な活動をする事が確認されています。
もっとも簡単な対策法は、USBメモリをパソコンに接続しても、自動的に起動しないようにオートラン機能(自動起動)を無効化する事です。
Windowsであれば、「コントロールパネル」から自動再生についての項目を探し、「自動再生を使う」のチェックを外すか、導入しているセキュリティソフトがあれば、「オートラン無効化」機能を使用して下さい。
自分のパソコンだけではなく、周りのパソコンも一緒に守っていけるよう対策を行う必要があります。